電車内で身を守る!トラブル時の対応、防御方法など、どうすればよいのか?

最近、電車内でのトラブルが増えています。先日の京王線での刃物男や、その1週間後に起きた東京メトロ線での刃物男など、閉じ込められた電車内でのトラブルが発生した場合、どう対処すれば良いのか?各種情報をまとめます。

まずは逃げること!

刃物や凶器をもった犯人に遭遇した場合は、大前提として「逃げること」が優先。いかに犯人との距離をとる事ができるか?これが重要です。

逃げる際は、「荷物を持たず、なるべく身軽な状態で逃げる」「なるべく冷静になること」「犯人と距離が違い場合は、背中を向ける状況をなるべく減らすこと」を意識してください。

犯人と対峙せざるを得ない場合

犯人から受けるダメージを最小限に抑えるため、上着を着ている場合は、上着を脱いで手に巻き付けるなど、犯人の攻撃に対して防御姿勢をとる事がよい。ただ、前提として対峙した状況でもなるべく距離をとることが重要である。

また犯人が近づいてきた場合は、大声を出したり、威嚇したりするなど、犯人を刺激する行動は絶対避けるべき。

あと、毅然とした態度でいることを心がける。犯人の傾向として、逃げ惑うよわい人を追い詰める傾向にあるとの事

「それに、なるべくこちらが毅然(きぜん)とした態度でいること。恐怖心でいっぱいになるかと思いますが、犯人の目を見つめることも有効です。にらみ付けるぐらいに。犯人は逃げ惑う弱い人を追い詰めることに満足感を得るタイプが多いです。こちらが落ち着いて毅然としていれば、犯人の標的から外れることもあります」という。冷静さを保つことがポイントの一つになりそうだ。

総合探偵社AMUSE(アムス)顧問の川原氏(元機動隊の特殊部隊)コメントより

緊急時は「非常通知ボタン」を押す

各列車内に「社内非常通報装置(非常通知ボタン)」が設置されています。「SOS」と表示されている場合が多い。ボタンを押すと、乗務員に通報されるのみの場合と、乗務員と通話可能なタイプがあるので、通話可能なタイプは状況を伝える

状況を確認しながら、「非常用ドアコック」を使う

列車のドアを手動で開けることができるのが、「非常用ドアコック」で、ドアや非常通知ボタンの近くに設定されていることが多い。
手動でドアの開閉が可能ですが、列車の走行中など、危険な面が多いので、基本的には乗務員のアナウンスなどのもとに、ドアコックを操作することが望ましい。
緊急時は、電車が止まっているときに操作するのが良い。

列車内に「消火器」が設置されている

火災が発生した時などに備えて、列車内には、消火器が設置されてある。日頃からチェックしておきたい。

まとめ

電車内の閉鎖空間で事件に巻き込まれた場合は、
犯人から距離を取り、逃げる事が大優先。万が一逃げ場を失った場合は、上着などを活用して防御態勢を取り、毅然とした態度で対応する。

また、電車内の非常通知ボタン、非常用ドアコックは、日ごろから確認しておくのが良い。

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