2020年国勢調査結果より、生涯未婚率が報道でも取り上げられ、話題になっています。昔から東京の未婚率の高さはよく知られていましたが、東京を抑え全国1位になった県があります。
生涯未婚率の考え方と推移、そして女性の生涯未婚率第1位になった県について見ていきましょう。
生涯未婚率と推移
生涯未婚率とは?
生涯未婚率とは、「45歳~49歳」および「50歳~54歳」の未婚率の平均を出し、「50歳時の未婚率」を算出したものです。それ以上の年齢になってから結婚する人もいるので、「一生結婚しない人の割合」ではありません。
近年は晩婚化が進み、2017年頃から「50歳時未婚率」と呼ばれることもあるようですが、50歳を超えての結婚は再婚が多く、2020年国勢調査の結果を見ても、50歳以上の初婚率は男性1.6%、女性0.7%と大変低い割合なので、現在でも「生涯未婚率」という言葉が頻繁に使われています。
生涯未婚率の推移
独身研究家の荒川和久さんが国勢調査を元に資料を掲載しています。
2020年の生涯未婚率は過去最高の数値となりました。しかし、生涯未婚率は2040年まで上がると言われています。2040年には、男性30%(3人に1人)、女性20%(5人に1人)と予想されています。
2020年女性の生涯未婚率 第1位の県はどこ?
東京の20.1%を超え、第1位となった県は20.3%の「高知県」です!12月16日放送の『めざましテレビ』でも取り上げられましたが、出演していた独身研究家の荒川和久さんは「理由はわかりません。急に上がって来たのが高知県でした。」と話しています。
同番組で、高知県に住む未婚の女性にインタビューをして未婚率が高い理由を聞いたところ、以下のような話が出ました。
- 男性の結婚年齢が低く、気づいたら未婚の男性が周りにいない
- 高知の女性は強いから嫌だという理由で、他県の女性と結婚する男性が多い
- バリバリ働いていて自立している女性が多い
果たして真相はどうなのでしょうか?
ネットの反応は?
まとめ
昔は「皆婚社会」が成立していましたが、今は「いろいろな人生の形を自分なりに見つけ歩んでいく時代」に変わってきています。
「しあわせはいつも自分のこころがきめる」という相田みつをの詩を思い出します。本当にその通りですね。
生涯未婚率のような正解のない価値観について話すのは難しいですが、十人十色の意見を聞けるのは楽しいですね。あなたは、このトピックについてどう感じましたか?