アパート火事 たばこが酸素吸入装置に引火か?70代男性死亡。毎年この事故が発生しているので要注意!

東京都西東京市のアパートで火事があり、この部屋に住む70代の男性がなくなりました。酸素を吸収する装置の使用時の火災が相次ぐのでご注意ください。

タバコが酸素吸入装置に

酸素吸入装置での火災が増加。注意必要

医療機器メーカーなどで作る業界団体「日本産業・医療ガス協会」によりますと、自宅で酸素を吸入する装置などを使用していて火災が起きるケースは全国であとを絶たず、2003年以降、ことし8月までに少なくとも85人が亡くなっています。

装置を使っている時にたばこを吸おうとしてライターを顔に近づけて引火したり、台所で調理をしようとして火災になったりするケースが確認されているということです。

この装置は、周辺の空気を取り込んで酸素を濃縮し患者が鼻や口から吸うため顔付近の酸素濃度が高くなり、わずかな火でも燃え広がるおそれがあるとして国などが注意を呼びかけています。

東京消防庁調査課の山崎武見消防司令補は「装置を使用中はわずかでも火気があると顔の近くで燃え広がるおそれがあり大変危険だ。周りにいる人も含めて十分に注意してほしい」と話していました。

NHKサイトより
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